つい最近までハロウィンで街が賑やかだったのにもうクリスマスがきて12月も中旬に入りあっという間に年末になりますね。2018年が終わろうとしている12月に魔法のランプでヘルパー会議を行いました。
12月8日(土)ヘルパー・スタッフ併せて計12名の参加になりました。
今回は消防署の方に来て頂き、心肺蘇生法、AEDの使い方、気道異物除去の実践講習を行って頂きました。
・心肺蘇生法は心臓マッサージ30回、人工呼吸1秒2回吹き込むの1セットで行います。
ですが、人工呼吸は感染症のリスクもある為、患者に吐血や嘔吐の症状が診られた場合は無理に行わず心臓マッサージのみ行う様にして下さい。
心臓マッサージで大切なのは“強く、速く、絶え間なく”行う事です。
心臓マッサージを行う際も、患者や自分に傷があるとそこから感染症のリスクがある為、ビニール手袋や、ビニール袋を手につけて行う様にしてください。
・AEDは船橋市のコンビニに置いてあるそうで、もしAEDが必要になった際はコンビニの入り口付近にAEDのステッカーが貼ってあるか確認してください。また、“船橋市 AED 設置場所”と検索すると船橋市のAED設置場所マップが出てきます。
AEDを使用する際の注意点は患者の身体が水にぬれてないか、患者の身体に湿布や塗り薬、金属アクセサリー、ブラジャーのワイヤー、ホックがないか、確認し、外す。(感電のリスクある為)体毛が濃い方はAEDに入ってる剃刀で剃る(うまく身体にパットがつかない為)ペースメーカが体内に入ってる方はその箇所避けてパッとを貼る(ペースメーカがあってもAEDは使用できるがその箇所に貼ると壊れてしまう為避ける)
AEDは手順が書いてあるのでその通りに行う事が大切です。冷静かつ迅速に。
・ヘルパーとスタッフで3人1組になり①AEDを持ってくる人②119番通報する人③心肺蘇生法を行う人で実戦練習を行いました。
私自身、運転免許証取得の際に教習所で応急救護の勉強をして以来なので実際行ってみると慌ててしまい思う様に出来ず、改めて応急救護講習の大切さを実感しました。
定期的に行う事で身体も練習したことを忘れずにいざという時迅速に対応できるのではないかなとも思いましたね。
・気道異物除去の手順は2種類やり方があり、1つ目:背部叩打法(はいぶこうだほう)は患者を前のめりにし背中の中心を手のひらで強く何回も叩きます。2つ目:腹部突き上げ法(ハイムリック法ともいう)は患者の後ろに回りウエスト付近で手をまわし、へその位置に握り拳をにぎり腹部を素早く圧迫するよう突き上げます。
腹部突き上げ法は妊婦や乳児には使えず、内臓を損傷する恐れもある為非常に危険です。その為、消防署の方はもし気道に異物が詰まった場合は背部叩打法を行う事を勧めていました。また、気道に異物が詰まり、患者の呼吸が出来ていない場合は素早く心臓マッサージを行って下さいと仰っていました。
・応急救護の講習後はヘルパー・スタッフで意見交換会を行いました。
ヘルパーから様々な意見を聞き、今後のサービス向上につなげたいと感じました。
ランプ橋本・細割